テーマ:脱予算経営への挑戦~不確実な時代に適応するための経営手法~
日時 | 2013年2月28日(木)18:30~21:30[受付開始 18:20〜] |
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場所 | 日経・大手町セミナールーム(日本経済新聞社 東京本社6F) (住所:〒101-8066 東京都千代田区大手町1-3-7) |
参加者資格 | マネジメント・デザイン・インスティテュート会員 |
参加費 | 10,000円(税込み) |
定員 | 50名(定員になり次第締め切りとさせていただきます。) |
脱予算経営への挑戦~不確実な時代に適応するための経営手法~
第3回MDIセミナーでは、「脱予算経営(Beyond Budgeting)」を取り上げます。
予算管理制度はほとんどの会社に導入されていますが、その有効性や運用負荷について皆さんは疑問を感じたことはないでしょうか。予算の立案にかける企画スタッフの労力は膨大ですが、しかし、期初に合意された年度予算は、環境変化によって年度開始早々に実態と乖離し、有効性を失ったり、十分な戦略的施策がとれずに後手に回ってしまったといった話は枚挙にいとまがありません。さらに、予算達成度に直結した業績評価制度を巡って不毛なゲーミングを招きがちです。とりわけ、昨今のように経営環境の変化の速度や度合いが激しい場合には、硬直的な予算管理制度が企業の変化対応のスピードを著しく損なってしまっていると言っても過言ではありません。
こうした問題に対し、2000年代初めころから、北欧の企業を中心に、脱予算経営(Beyond Budgeting)という経営手法が提唱され、近年ではサウスウェスト航空、アメリカンエクスプレスなどの北米企業にまで広がってきました。
一方、日本においては、「脱予算」から「予算管理制度の廃止が必須」であるかのような誤解が生まれ、その趣旨が正しく伝わっているとは言えません。脱予算経営の本旨は「変化適応型で権限を委譲した組織を作る」ことにあり、そのための仕掛けとして、日本企業でもおなじみのバランス・スコアカード(Balanced Scorecard)との組み合わせなど、実用的な工夫がいくつも生みだされています。日本企業にとって、今こそ、この経営手法に向き合うときではないでしょうか。
今回のセミナーでは、かねてよりBSCのエキスパートでもあり、日本における脱予算経営研究の第一人者である清水孝教授(早稲田大学大学院会計研究科)に加え、実際に脱予算経営を2社で実施してきたブャーテ・ボグネス氏(Beyond Budgeting Roundtable 会長)をお迎えします。学術研究と経営実務の両面から、最先端の経営手法について学べる貴重な機会です。なお、今回はディスカッションがメインのプログラム構成をとらず、お二方の講演がメインとなる講演会形式での開催となります。多くの皆様の参加をお待ちしております。
18:30~18:35主催者挨拶・本日の目標及び課題提起
18:35~19:15オープニングスピーチ
「脱予算経営を活用するためのヒント」
早稲田大学大学院会計研究科教授 清水 孝氏
19:15~20:55講演
"Beyond Budgeting - a management model for new business and people realities"
「脱予算経営:新しいビジネスおよびビジネスパーソンのためのマネジメント・モデル」
BBRT(Beyond Budgeting Roundtable) 欧州会長
スタットオイル社 業績管理担当VP ブャーテ・ボグネス氏 (逐次通訳あり)
※途中ブレイク10分
20:55~21:30意見交換会
※内容につきましては変更となる場合がございます。予めご了承ください。
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