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2010年の活動について、吉川教授からのメッセージ
これまでのバランス・スコアカード研究会は、日本におけるバランス・スコアカードの啓蒙活動を通じて、企業や行政や病院等の経営力の向上を目指して参りました。2010年からのバランス・スコアカード研究会は、「バランス・スコアカードによる価値創造経営」の強化を図り、更なる企業経営や行政や病院経営力の強化を目指したいと思います。
知的価値創造社会といわれる今日において最も重要なことは、あらゆる局面で従業員一人一人が自分たちの技術力や知識や能力を創造し、組織の「バリュー」すなわち「価値」を創造する事と言われています。従って、企業や行政や病院等は、従業員や職員の技術力や知識や能力の強化や創造に投資し、それを企業経営や行政や病院経営に有効活用する事で、掲げた目標(ビジョン)を戦略の実行を通して実現する事が求められています。このような経営を、ここで「価値創造経営」と呼び、それを実現するのがバランス・スコアカードと信じております。
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MUFG南雲氏は、「BSCの未来形」として次の4つを提言されています。
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バランス・スコアカードの統合領域の拡大(BSCとCSR,BSCとIFRS等) |
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バランス・スコアカードの適用組織の拡大(企業のみならず行政、病院、大学等) |
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バランス・スコアカードとBI(ビジネス・インテリジェンス)ないしITとの協業 |
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バランス・スコアカード担当者のプロフェッショナル化。 |
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私は、こうした提言に基づき、バランス・スコアカードを活用することが「価値創造経営」の実現に更なる助力と考えています。
今年度のバランス・スコアカード研究会は、これまで「バランス・スコアカードとは何か」と言ったバランス・スコアカードの基本を学習することに専心して参りましたが、今年度からは、このバランス・スコアカードを適切に活用した「価値創造経営」を実現するための実務家を中心とした自己研鑽の為のコミュニティ及び研究組織へとバランス・スコアカード研究会を発展させていきたいと思います。
皆様、どうぞご期待ください!
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